英国旅行レポート ( 1 )

≪2011/05/03≫
 2011年元旦。
 今年はいろいろと挑戦してみよう、と抱負をたてた所で
 ふと海外旅行してみようと思い立って、1月末くらいからぼちぼちと準備していました。
 仕事以外で海外出たこと無いですが、団体行動大嫌いなので、ツアーではなく個人旅行。
 今の時代はインターネットがあるので、個人でも手続きや手配などは非常にやりやすかったですね。

 目的地はイギリス。
 英会話もイマイチできないのに、なぜいきなりイギリスだったのかというと、

  ・歴史好きとして大英博物館をぜひ一度観ておきたかった。
  ・ゲームの『Victoria』繋がりでヴィクトリア朝と産業革命っぽい事物に触れたかった。
  ・ネットでお世話になってる みさきあきら さんがいらっしゃる。

 というわけで、ぜひ行っておきたい国だったのです。


 
 イギリスのロンドンまでは日本から欧州最短距離のヘルシンキ経由フィンランド航空を利用しました。
 値段も手ごろで評判も割と良かったので。
 GW期のJAL等の英国直通便は目玉が飛び出るほど高い料金取られますし、
 英国フラッグキャリアのブリティッシュ・エアウェイズの直通便は旅券は安くても予約がとれず……。
 ロシア経由のアエロフロートは非常に安価ですが、初心者には難度が高い?とのネットの噂に怖じ気づき、
 ドバイ等の中東経由は20時間近くの飛行時間に耐えられないと感じたので、
 フィンランド航空に落ち着いたわけです。
 ついでにフィンランド観光もできるかなあと。

 ヘルシンキまで9時間ちょっとの飛行時間でしたが、
 評判通りサービスは良かったです。機内食も美味しかったし。
 暇つぶし用に設置されていた機内端末で映画『King's speech』を見て
 不覚にも大感動してヤバい心理状態になったり。
 コレだけで別に感想書きたいほど良い映画でした!
 こんな感じでいろいろあって、けっこう充実した機内時間を過ごせました。
 この時ほとんど寝なかったのですが、後で考えるとここで寝ておけばよかったなあ。

 ヘルシンキからはすぐ乗り換えて2時間ちょいでイギリス・ロンドンのヒースロー空港へ。
 緊張して受けた入国審査は、
 審査官がパスポート見てスタンプ押すだけで何一つ聞かれずに拍子抜け。
 入国目的すら聞かれなかった……。
 国境越えるのがこんなのでいいのでしょうか?

 空港からは地下鉄でラッセル・スクエアに予約したホテルへ移動。
 空港の駅でオイスターカード(ロンドン地下鉄版Suica)を買う予定でしたが
 カードの自動販売機がコイン式で、紙幣しか持ってなかったのでいきなり挫折。
 両替などしようにも緑の窓口(?)らしきカウンターには凄い行列ができていたので、
 とりあえず普通に自動券売機で切符を購入。
 料金体系がちょっと分かりづらかったですが(駅ごとじゃなくエリアごとに料金が計算される)、
 券売機の操作自体は日本と同じ感覚だったのでわりと大丈夫でした。
 地下鉄。
 車内がかなり汚くてびっくりしましたが(床にバナナの皮と腐った果物が散乱していた)
 後日思い返すと、ここまで汚かったのはこの時だけでしたね。
 バナナの皮がリアルに落ちてる光景なんて初めて見ましたよ、、、

 50分くらい地下鉄に揺られて、ラッセル・スクエアの駅に到着。
 そこから徒歩3分くらいで予約していたホテルへ。
 チェックインはフロントの黒人女性の方が
 私の怪しい英会話ににこやかに対応してくれて
 異国の地で心細かった所で非常に助かりました。 

 ホテルはかなり古い作りで、設備もいかにも大衆ホテルな感じでしたが、
 大英博物館と地下鉄駅が徒歩5分圏内という抜群の立地だったので
 観光拠点として使うには申し分なかったです。
  
 窓からの眺めはこんな感じ。
 古風な街並みにパラボラアンテナの群れ、という、いかにもロンドンっぽい風景。
 現地時間で夕方19:00くらいでしたが、疲労のせいか、時差ボケのせいか、
 猛烈な睡魔に襲われたのでこの日はそのまま就寝しました。


 次項からちゃんと市内観光レポートになります。

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