『人間の手がまだ触れない』 ロバート・シェクリィ

有名な作品ですね。もう古典の域に入ると思うのですが。
収録作品の印象は星新一のショートショートSFみたいな感じ。
というか、実際は順序が逆なのかもしれませんが(星新一がシェクリイの影響を受けていそう)。

『体形』『専門家』にみられるような、不定形宇宙人(ナメクジかスライムみたいな感じ?)の価値観が印象的でした。それぞれ繋がりの無い作品なので、たぶんシェクリイの好みのモチーフなんでしょうね。

複雑な道具を作るより、身体のカタチを変えて複雑な作業ができるようになった方がいいじゃないか、という価値観は理解できないでもないです。

不定形知的生命体は手塚治虫の漫画にもよく出てきますが、不定形な肉体への憧れは、意外と多くの人が抱いてる願望なのかもしれません。

 

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