『虎よ! 虎よ!』 アルフレッド・ベスター

この作品に出てくるジョウント効果って、何かに似ているなあと思っていたんですが、やっと分かりました。

マロール。Wizardryのテレポート呪文。自分のいる場所と目的地の座標を正確に覚えておかないといけなかったり、未知の場所にテレポートを試みて失敗すると、青ジョウントならぬ *** いしのなかにいる *** になったり。

もしかすると、マロールはジョウントの設定を下敷きにしているのでしょうか? 実際、Wizは硬派なファンタジーにみせかけて、スタートレックとかモンティ・パイソンの映画とか妙な作品から設定を借用しているので、ありえないでもないかも……。

作品の感想。オリヴィア・プレスタインの扱いにちょっと不満が。好きなキャラだったので、最後まで出てきてほしかったです。いきなり消えてしまった感じがする。全体的にはとても面白いSFではあるのですが。

虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)

投稿者: shirone_koma

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