『夏化粧』 池上永一

私は大和人じゃなくて琉球民族なんですよ。でも育ちはほとんど中国地方なので、なんちゃって沖縄人というかなんというか、、、 子供の頃はそれほど意識していなかったんですが、成人してから沖縄の本家の行事に参加したりすると、土着文 […]

『紗央里ちゃんの家』 矢部嵩

第13回ホラー小説大賞の長編賞作品。設定からジュブナイル・ホラーかと思ったら、今まで読んだことがないようなすごく変な小説でした。   お話は小学五年生の『僕』が、年の近い従姉の紗央里ちゃんの家に父と一緒に泊りがけで遊びに […]

『余はいかにして服部ヒロシとなりしか』 あせごのまん

表題作は第12回日本ホラー大賞の受賞作。 寄り道に訪れた古い友人の家で歓待され引き止められているうちにどうしても出られなくなって、ついにはそこの住人となってしまう、というモーリス・ブランシュの『アミナダブ』のような幻想小 […]