巡察使マルコ・ポーロが皇帝フビライ・ハンに自分の見てきた不思議な都市について語る、という形式の小説。ラノベファンの人には『キノの旅』を想像してもらうと分かりやすいかと。 さすがSFファンタジー『レ・コスミコミケ』を書いた […]
投稿者: shirone_koma
サイト管理者
『黒い玉』 トーマス・オーウェン
『青い蛇』とセットになっている短編集。こちらに収録されている短編ははっきりした傾向があって、生者が知らずに死者と交わってしまう、というタイプの怪談話が多いです。とはいえ、この作者の持ち味である物語の定型を外したような奇妙 […]
『鼻』 曽根圭介
第14回日本ホラー小説大賞・短編賞受賞作。 昔の日本SFを思い起こさせる、という感想がよく見られますが、確かに筒井康隆の昔の短編っぽい作品で、あんまりホラーという感じじゃありませんでした。 とはいえ、読んでいて愉しい作品 […]